生涯お嬢様

今日は夫も仕事が半日であがれるそうなので、午後からお中日に行き損ねたお墓参りに行くことに。しかし突如、義母が「弟のお墓に最近行っていないから一緒に行くわ」と言い出した。その後どこかに買い物にでもと言うので、逸見の本家のお墓参りもするのでそれはちょっと無理だと断った。
お参りを済ませた後「うちで当たったんだけどお寺さんにお墓をたてたから他の人に譲るつもりの墓地があるのよ」と言い出した。どの辺か教えると言って(もう使わない墓地、見に行く必要ある？)あちこち迷ってうろうろ走らされ、やっと場所がわかったら降りてそこまで行く気でいる。「もう、次のところに持っていくお花が萎れちゃうからだいたいでいいです」と断った。
そして帰り道。比較的新しい道で、ここを右に行くと衣笠で左に行くと芦名口まで行く、などと話していたら「子安の里に行きたいわー」と突然言い出した。さすがに自分で気がついて「あ、あんたたちはまだ他に行くんだったわね」と鞘に収めてくれたが、お嬢様はずーっとお嬢様なんだなぁ、と感心してしまった。その人の息子だからお坊っちゃまでも仕方ないんだ、と思う。諦めるしかない。