猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

猫と関係ない話なんですが

数日前、出勤するときに対向車線で車が車道に乗りあげ立ち木に突っ込んでなぎ倒している光景を見ました。まだ事故ったばかりのようで若い女性6人が青ざめた感じで立っていました。皆なんともなさそうだし中の一人が携帯で話しているので警察には連絡しているのだろうと思いそのまま走りすぎ、1時間ほど後に通ると警察が来ていて事故処理中の様子でした。
翌日、なぎ倒された木は伐られていました。驚いたのはあれだけのものが突っ込んだのに根ごと持ち上がって折れてはおらず、側面が半分ほど削がれたようになっていて、なんだか急に涙がこぼれました。歩道は幅1mもなく、その先は石壁です。もしこの木がクッションになっていなかったらあの女性たちはあんな風に普通に立っていられたでしょうか?特に角度からして助手席の人は大けがをしていたんじゃないかと思います。
そもそもそこは大きなT字路の角で見通しもよくて車が突っ込むような場所ではありません。スピードを出し過ぎてカーブを曲がり損ねたか、間違えてアクセルを踏んでしまったか、横断者を避けようとしてハンドルを切ってしまったか、何にしても運転者が不注意だったとしか思えません。起きてしまったことは仕方ないですが、彼女たちの誰かひとりでも、あの木があったことで衝突のショックが和らいだのだということに気がついてくれたらいいのにな、と思いながら帰ってきました。

暑い夏。故障車や事故、スピード違反で捕まっている車を頻繁に見ます。車というのは凶器です。凶器を動かしていることをしっかり自覚して、心身ともに万全の状態で運転してほしいです。自戒もこめて。