猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

室内飼いのことなど

今勉強しているテキストにもありますが、猫は先進諸国では完全室内飼いです。うちの子もそうです。怪我や病気を防いで長生きしてもらうには、今の日本では必要不可欠なことだと思います。
反面、岩合さんの猫番組に出てくるような猫が外で暮らしながらも住民が誰ということなく世話をして共生している国もあります。猫を神の使いだとして大切にしている国、猫の人権(猫権?)が守られている国、今もネズミなどが多くて役立つ動物として重宝がられている国。


猫たちの幸せがどこにあるのか?それは本当は猫自身でないとわかりません。人間は想像するしかない。でも、ひとつじゃないと思うんです。その子その子で違うと考えています。今の日本のように動物愛護が行き渡っていない社会では一気に先進国のようにはなりません、悲しいことに。だから臨機応変に、生まれた環境や性格、健康かどうかなどを鑑みて対応していくことが必要なのでは?
幸せはひとつだと思い込むことで違う考えの人間同士がいさかうようでは何の解決にもなりません。宗教紛争のようにいつまでも行き着く先が見えない。動物の幸せを真に願うのならば、人の言うことに耳を傾ける姿勢が必要ですし、ひとりで動かず情報交換をしていくことも必要なんじゃないでしょうか?その輪は大きい方がいい。そして何よりその中心にあるのは、自分の尺度ではなく個々のどうぶつひとりひとりの状況だと思います。