震災の日
「三年前、ピノレモがうちに来て一ヶ月半であの大地震がありました。停電して暖房がなくて寒くて、ふたりと一緒に一部屋にこもって懐中電灯の灯りで遊ばせながらラジオのニュースを聴いていました。夜中の一時過ぎに停電から復旧して初めて映像を見た時の恐怖は今も忘れられません。震えながら泣いていました。
今も、家族のようなペットたちと一緒に暮らせない人がたくさんいます。もし大きな災害でピノレモと離れ離れになったらと思うと……言葉になりません。
被災地の一日も早い復興を祈ります。未だ行方不明の方々が一人でも多く見つかって家族の元へ帰れますように。故郷を遠く離れて暮らす方々、また家族離れ離れで暮らす方々に幸せが訪れますように。そして、原発のない世界を望みます。