猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

格差

猫に関わることをしていると猫好きさんと出会う確率が高くなる。でも私が実際の生活で関わる人のほとんどは猫にそれほど関心がない。双方の間には理解し難い認識の差がある。私はどちらの考え方もわかる。しかしどちらにも、そこは違うでしょう、という部分がある。双方が両極端な場合、両者を擦り合わすのは至難の技である。非難し合うに至っては手の施しようがない。

個人レベルだけでなく、自治体も認識に大きな差がある。神奈川県においても市のレベルでの条例がなく「県条例に準拠」のところは多く、三浦市などは役所に行くと「猫は県の保健所の出先機関に行ってください」とけんもほろろだ。予算がないから致し方ないのだろうけど、一時傾いていた市立病院も今の院長の努力とテコ入れでかなり上向いてきたと聞く。財政の立て直しを本気でやったらどうなんだ?

この辺り(鎌倉、逗子、葉山)の動物愛護推進員さんの話では、逗子市は役所に理解のある職員さんがいる(きっと私の話を親身になって聞いてくれた人に違いない)けれど鎌倉は今ひとつ、だそう。とは言うものの隣の横浜や横須賀では避妊去勢の手術にも補助が出るけれど、三浦市の猫を逗子市民が保護しても全部自腹になる。この差はなんなんだろう。

動物愛護法には抜け穴が多すぎると思う。どんどん改正されていくように働きかけるにはどうしたらいいのだろうか。