猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

20年たったのか・・・

毎年この時期が来ると、当時長男が中学受験で日比谷線で通う学校に落ちたことを「ああ、よかった」と思ったことを思い出す。当初から私はいくつも乗り換えて行かねばならないその学校に行かせることに迷いがあって、一校しか受けないという息子を説得して近くの学校も受けさせた。彼の偏差値なら合格しか考えられなかったのだけれど、落ちた。受験なんてそんなものだ。本人は不本意だったろうが、結果的に第二志望の学校で6年間野球をやり(近いからできること!)友達もたくさんできて、本当にいい中高時代を送ったのだから神さまは悪いようにはなさらない。
小学校に入るときも教育熱心な義母から「私立にやりなさい」と再三言われたのだけれど、遠くの学校に行かせたら下に3人も子供がいる自分は迎えにも行かれないではないかと思って地元の公立校に行かせた。この事件があって「都会は怖い」「遠くに通っていたらいざと言う時に行かれない」という思いが強まったのを思い出す。通学時間が長ければアクシデントに合う確率も高くなるわけだし。私個人の考え方だが、10代半ばくらいまでは母親は親鳥のように敵に遭遇した時に羽根の中で子供たちを守れるようでなければと思っている。


もう20年・・・被害に遭われた方とそのご家族のために祈ります。