猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

今年も半分終わる

明日で、今年も半分終わってしまう。年々歳々光陰矢の如しが速度を増していく。夫は未年なので還暦だし、ネコズだって7/28が来たら5才だ。今年の前半は密度が濃かった。いつ倒れるかいつ病むかと不安になりつつもなんとか折り返し地点に来れたことを感謝。そして、どんどん早回しになる時計の針に上手に乗って後半戦も乗り切ろうではないか!(って誰に言ってんの)


あっちこっちガタガタな私は、80代も後半だがまだまだ元気な義父母を見てすごいな〜って思う。高齢者が増えているって一緒くたになっているけれど、寝たきりの人もいればうちの義母のように満員電車に乗って出かけちゃうような人もいるわけで・・・この差はどこからくるのだろうか?これには、私なりに持論がある。非常に狭い範囲での比較になるが自分の両親を見てきて痛感していることがあるのだ。
父は87才で胃がんで他界したが寝たきりになっても全くボケなかった。長時間寝ていてふと目を開けて一言二言、至極まともなこと言いながらあっという間に逝った。腸閉塞で1か月ベッドにいた時はだんだんおかしくなり「ボケるに違いない」と思ったが、退院したらすぐに元に戻り、我が父ながらすごいと思ったものだ。父は人と会うのが好き、話すのが好き、本を読むのが好き、写真やオーディオやガーデニング、と趣味もたくさんあったし歩けるうちは本当にあっちこっち出かけていた。そして食べものの好き嫌いがなかった。
対して母。今年父の年を越えるが、70代の初め頃からボケが始まって今現在は頭部をMRIで見るとスッカスカ。40代からリウマチを患っていたのも大きいとは思うが、人付き合いも誘われれば行くけれど自分から積極的に人に会おうとか思わない人で一人でドライブばかりしていたし、なんだかいつも怒って文句ばかり言っていたし、趣味がなかった。そして、一番大きいのは「食べることに興味がなかった」ことだと思う。料理が嫌いでテイクアウトが多かったし、毎日同じおかずが出たり、本人はひどい偏食だった。

ちなみに義母は食べ物の好き嫌いがない。私もない。というわけで、今日も私は美味しいものを作ることに精を出すのでアリマシタ。太っている言い訳ではないですから!