猫、特に雌猫というのは独占欲が強い生き物なのかもしれない、と思う。うちの姉妹もそうだが、餌やりをしているところの子達もニンゲンを独占したい子が結構多い。しかもカーストのような強弱があるようで、弱い子は順番待ち。だから私はなるべくどの子にもさらっと接してきた。お気に入りでも特別扱いはしない。タンゴも病気だとわかる前はあっさり接していたのだが……今はもう、飼い猫のような気分になりつつある。早く、少しでもよくなってもらいたい。
ママの近くでまったりしていたらレモが入って来てハッと身構えるピノ。堂々としてればいいのにね。