猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

どうなんだろうなあ

悲惨な状態の野猫を見ているとたまに「なんのために生まれて来たんだろう」「生まれて来なかった方が、育たなかった方がよかったんじゃないのか」と思う。

が、しかし。
今日、タンゴに会いに獣医さんに行った時のこと。隣のケージの子は段ボールごと轢かれて血まみれで瀕死の状態から命は助かったが下肢が動かず排尿は人為的に朝夕2回させなくてはならず、ずっと里親探しをしているけどなかなか…というもうすぐ1才の美形男子。
先週はトライアルに行っていなかったのが今日またいたので恐る恐る「あ、うみちゃん戻ったんですか?」と訊いたら「決まったんですよ!」と。うわー、嬉しい、おめでとー!と一気に気持ちが盛り上がりました。

うみちゃんは、要らないからと捨てられて、その上轢かれて半身不随になった。でも心ある人が獣医さんに持ち込み、獣医さんで皆に可愛がられて育ち、里親さんも決まった。きっと里親さんを幸せにするだろう。


やっぱり、不必要な命なんてないんだよ。その命を巡る人々の心の問題なんだ、きっと。