猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

人の死について考える

猫の用を終わらせて、午後からは病院に行った。ネコズは放りっぱなしで本当に申し訳ない。

電車の中で人の死について考えていた。事件であれば今のニュースは被害者の人権など考えないから、どこの誰がどんな理由で亡くなったかはある程度わかる。被害者や家族の無念や犯人への怒りを感じもする。だが例えば電車に乗ると遭遇する「何某線で人身事故」などの場合はそういったことは想像しようもない。しかしたとえ第三者に想像できなくてもそこにはひとつひとつかけがえのない存在を失うという大事件が起きているわけで、そういう死は報道ではデータに過ぎないが、当事者にとっては日常が覆されるような出来事だ。今日も人身事故で宇都宮線が運休になっている。文句を言うのは簡単だが、どこかで泣いている人がいることも忘れないでいたい。