猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

執着

子供の頃から「生きること」に執着がなかった。簡単に言えば10代の頃なんかは年中「死にたい」と思っていた。「生きねば」と強く思ったのは子供をもってから。この子たちを自分で生きていけるように育てるまでは死んでも死にきれないと 、生きること!に執着した。だから、まず末っ子が20才になった時にほっとひと息をつき、彼が就職してちゃんと勤続しているのを見て死にものぐるいの重荷は降りた。
今、私をこの世に繋ぎ止めているのはネコズ。この子たちをしっかり看取るまではちゃんと歩けて、かつボケずにいたいと思っている。だけどやはり「自分が産んだ以上は責任を持って世に送り出すまで死ねない」というまでの執着は持てずにいる。困ったものだ。