猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

幸運の女神たち?

pinoremo2011-03-28

ネコズを里子に迎える前にも2ヵ月くらい里親サイトは見ていたけれど、実際に里親になってからさまざまなことを知った。たまたまボランティアさんと出会ってセンターから引き取られた子はラッキーだけれど、そのまま処分されてしまう子もたくさんいる。この子たちは運のいい子なのだと思った。強い運を持って生まれた子に違いない。

そんな風に考えると思い当たる。里子迎え入れ計画、当初は2月後半の予定だった。ピン子の写真に一目惚れして1か月前倒しになったわけだけれど、もし当初の予定通りだったら我が家によく慣れないうちに地震の日を迎えてしまったはず。すっかり慣れて「ママがいれば安心」という段階になっていたから安心していられたと思う。


そして私にも幸運を運んできた。もし里子をもらっていなければ、私は地震当日の長い停電も、度々来る余震も、計画停電も一人で過ごす寒さ寂しさに耐えねばならなかった。テレビもゲームもなくてもネコズがいれば暖かく楽しく時が過ぎる。神様が引きあわせてくれたとしか思えない。

地震の当日も、もしネコズがいなければ仕事の帰りに郵便局に行ったりワンコの命日の花を買いに行ったりして帰り道に地震にあっていたと思う。もしかしたら横横道路を走っていたかもしれない。信号が消えてパニックになったかもしれない。「まず一回帰ろう」と思ったのはネコズが家で待っているから、というのが大きい。幸運の女神?


ネコズをお昼寝させるとき、順番に脇に抱いてふみふみさせていると息子たちが小さかった頃を思い出す。なかなか寝なくて、寝たと思って身体を起こすと目を覚ますのも、寝るのを待っているうちにこっちが寝てしまうのも、お腹すいたと起こされるのも、人間も猫も同じだなあ、と思う。ネコズと今いる幸せだけでなく、かつて幸せな母親時代を過ごせたことも改めて深く感謝したいと思う。