猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

行動力

自分は行動力のない方ではないけれど見る前に跳ぶということはできない、いわゆる慎重派。下準備をして根回しをして可能だという根拠を作ってからでないと動けない人間。動き出したら引かないし前進あるのみなんだけど。多分に育てられた環境のせい。母は決して失敗を許さない人で何につけマイナス要因しか言わない人だったから。今さらこの性格は直らないし、自分のような人間も必要だと思うのでかまわないのだが、石橋を叩いて叩いて壊してしまうこともたまにあってそういう時は嫌な後味が残る。
そういうこともあってか、親しい友人には正反対の人が多い。私なら躊躇するところを簡単に跳んでしまう。そしてそういう人は跳んで失敗しても後悔するということがない(<例:うちの夫>笑)。よしんばしていたとしてもすぐに忘れることができるらしい。後悔が怖い私は後悔を予測した時点でもう跳べないので、何も考えないで跳べる人はすごいと思う。


ネコズを里子にもらう時もまず「本当に飼えるのか?終生見届けられるのか?来た子を幸せに出来るのか?」と煮詰まるほど考えた。飼う気持ちが決まり家族のOKも出た時点で毎日「いつ里」を見てあーでもないこーでもないと思案。留守が多いので子猫はダメ、女の子、2匹一緒(遊び相手がほしいでしょ)、そして何より「トラ」(キジトラかチャトラ)。ピノレモさんは最初に目に止まっていたのだけど当時5カ月で小さすぎるのがネックで、それでも他に行ってしまうのが惜しくて思い切って問い合わせ、迎える準備も万端にするまで(家の中の片付けやら)約4カ月かかった。今とても幸せで、後悔のないように煮詰めて時間をかけて動くのは私の場合結果的に一番いいのだと思っている。
レモさん得意の目隠しスタイル&ピノさん@定位置