気持ちのシンクロ
長時間の移動が多いと読む時間が増えて、はっとする一言に出会うことがある。先日は朝日の社説(政治社説)にこんな言葉を見つけた。言葉を操るだけで己を危険に晒すことのない人はいつの時代にもいる。
〜〜首相の「命を守る」の裏側には、自分ではない誰かの「命をかける」がはりついている〜〜
今日は、大飯原発の判決文のこの部分。
〜〜たとえ本件原発の停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根をおろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている〜〜
こんな風に考える判事さんたちがいることが素直に嬉しかった。自分の思いに近い人たちがいることは生きる勇気に繋がる。猫のことも一人じゃなにも出来ないけど、同じ方を向いている人たちに励まされている。