命の花プロジェクト

今年で三年目になるそうですが、青森三本木農業高校で「命の花プロジェクト」というのを継続して行っているそうです。殺処分になった犬猫の骨を砕いて土に混ぜて花を咲かせるという試みです。まだ生きていたかったという思いを、花を咲かせることで少しでもかなえてあげたい、そして花が咲いたあとは土に還す・・・最初に指導された先生は愛犬家で、初めはただ骨を砕く作業に思っていたけれど、骨の崩れるサクサクという音で自分の犬を砕いているような気持ちになって涙が出たと話しておられました。
大人になる過程で命の大切さを学べる子供たちが増えていけば、きっといつか殺処分のない日本になると思います。何年、何十年かかるかわかりませんが、全国にこういう学校が増えてほしいですね。
ネコズに出会えたことで私の人生は豊かに幸福になりました。私こそが救われたのです。うちの子たちは横須賀市という犬猫の命をたいせつに扱う場所で生まれたので命をながらえました。もし他の自治体だったら即センター行きで殺処分だったかもしれません。そんな不公平のないように、何のために生まれてきたかわからないような命を産まないために、人はもっと努力しなければ。