高崎にいます

今日は仕事を終えてから急いで帰宅してネコズの夕飯を早めに出して高崎へ。年に２回、大蔵流山本家の狂言を観てからスタッフさんたちの打ち上げに参加させてもらっています。何と言っても私の根幹にあるのは能狂言で、普段は周りにそっち系の話をする人がいないのでとても勉強になります。知りたいことは山ほどあって、わからないまま過ぎていってイライラすることも多くて、時間があった頃は講習会とかに積極的に参加していましたが、今はそんなヒマがなくて。
狂言の会が終わってすぐに駅までダッシュすれば最終の湘南新宿ラインに乗れますが、今の私の足では不可能なので泊まり必須、で、打ち上げに混ぜてもらいます。

いわゆる伝統芸能、私は能狂言から入りました。そこから文楽へ、そしてその後に歌舞伎。たぶん普通のルートじゃないですが歴史の流れにはそってます。古いものほどシンプルです。それ故こちらが本気でぶつからないと掴めない。その真剣勝負感が最高です。装飾を削いで削いで削ぎ切った時に残るもの、それこそが至高の美だと思います。