猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

客観視できない人

今日、家人の何が一番嫌なのか気付いた。自分を客観視できない人だからだ。主観こそがすべてで現実をきちんと見ていない、と言ってもいいかもしれない。自分が心地いい場所にぬくぬくといて周りに取り残されていても平気なのだ。だから彼といると常に泥沼に足を取られて前に進めない気持ちになってしまうんだな、と思った。

何をやってもちょっと手を染めるだけで心地いいところでやめてしまう。新しいことにはすぐとびつくが、何かを極めようとかさらに上を目指そうとかいう姿勢が全然ない。義母が米寿を迎えてなお懸命にお茶の道を極めようと努力しているのを見て「よく飽きないなあ」とか「いい年をしていい加減ににしたらいいのに」と言うのを聞いて常に違和感を感じていたが、つまりはそういうことだったのだな。自分に理解出来ないことは否定することで安心する残念な人。今更治らないだろうから諦めるしかないけど。