ちょっと違う

仕事の後、義母がうちの近くのデパートに連れていってほしいというので行きも帰りもアッシーとして働く。とても暑かったので一旦うちに来て冷たいお茶でも、とあがってもらった。まだ散らかってないので安心して呼べる。義母がここは便利でいいわねを繰り返すので、あんだけ同じマンションに来ないかと再三再四勧めたのに頑として断ったのは誰だよ、と呆れた。
そして、私の猫部屋を見て「まあ、なんて幸せな猫なの」と言う。何しろ、引越し先に猫も連れて行くのか？とわけのわからない発言をした人だから猫が優遇されることが信じられないのだろう。何度も何度も「幸せな猫！」と繰り返した。あなただってここに越してきたらご飯も私が作るし出来ることは何でもして差し上げたのに嫌だって言うんだもの。否応無しに連れてこられた猫さまが大切にされるのは当たり前でしょうに。それに、幸せなのは私の方なのよ。これは猫さまが幸せにしてくれることへのお礼なの。