長い夏だった

長い長い、暑い暑い夏だった。引越しも決まった７月に夫の病気がわかり、心ここにない夫は全く頼りにならぬまま引越し準備に追われ、入院、手術、退院、引越し。やっと少し落ち着いたと思ったところへ病理検査の結果が出て再入院再手術が決まり、また色々と先延ばしに。
そんな超個人的なこととは別に、今年の夏の自然災害の被害の甚大さたるや平成史に残るほどのものとなった。しかも記録的猛暑日が続き、陽の力、風の力、水の力、地の力が振るう刃の前にたくさんの人が命さえも奪われた。日本だけじゃない、世界中のあちこちで暴風雨、地震、噴火、様々な災害がひっきりなし。

でもね、一昨日辺りからすごく涼しくなったから「暑くて不幸続きだった長い夏は終わった」と思うことにしたのよ。いや、本当にもう終わった、って決めた。そう思って今日はやる気がなかなか出なかった自転車の購入をしてきた。黄色か緑が欲しかったけれどイマイチいいのがなくて、よそを探すのも面倒なので青にした。２６インチが欲しかったけど色がピンクしかないので２７インチ。２０年くらい乗ってないからホントに乗れるのか不安だけど、天気のいい日に練習してみましょう。
最近やたらと留守にするわね、というピノ

まあ、そんな記録的災害に見舞われた今年は、私の生まれた干支と同じ戊戌つちのえいぬ。来月、京都大覚寺では６０年に１度の肉筆「嵯峨天皇の般若心経の写経」公開があるそうだ。もしかしてそんな写経を奉納されたということは、その戊戌の年もあまりいい年ではなかったのかもしれない。京都まで肉筆を観に行くだけの気力はないが、私も般若心経の写経をしようかと考えている。