猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

おーちゃん

島にいる古参のおーちゃん、このところ会えていない。おーちゃんがいないとちょっと寂しい。最初はビビりで、そのうち態度がでかくなり、お皿に手を出すたびにパンチされていい加減にしろと思っていたけれど、ここ数年急に弱気になって足元にすり寄ってくるようになった。こういう風になると先が短いんだよなあ、と思っていたので、姿が見えないと覚悟をしなければという気持ちになる。
去勢をしていない子はひと目でわかる。目やにが出たり毛並みが悪くてだんだん痩せてくるからだ。だが、痩せてきてしまうと手術に耐えるかどうかが心配で捕獲する勇気がなくなる。おそらく何かしらの病気を抱えているだろうし、手術が引き金になって悪化しないとも限らない。信ちゃんも十分捕獲できるくらいに慣れているのだが、未去勢なのに穏やかで自分から喧嘩をしかけたりしない子だから無理をして弱らせたら逆効果かもしれないと思って踏ん切りがつかない。
そんな中、今年で3歳になる茶白のコチャが撫でられるようになったので「これは捕獲箱なしでも捕獲できるかも」と思った。これからオスの一部は凶暴になり(全員ではないのです。未去勢で季節が来ても普段と変わらない子もたくさんいます。人間も性欲の塊みたいな人ばかりではないのと同じ)、信ちゃんやコチャのようなおとなしい未去勢の子たちが理由なく追い回されることが増えるので真剣に考えねば。