猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

意識の違いがある

先日、友人から「勤めている施設の老人が勝手に餌やりをして屋内に勝手に入ってきてしまう猫が子供を産んでしまったので、センターに持ち込んだ」という話を聞きました。仕方のないことだというのはわかるのですが、避妊してあげるとか、できなかったのかな〜と思ってしまいました。でもたぶん彼女は避妊していようと屋外にいるのは野良猫だから、野良猫に無責任にえさをやるのはダメだ、と言うと思います。
彼女は人間的にも立派な人で、妻として嫁として親として社会人として、何もかも私より勝っている人なのですが、たぶん根底にある意識がまったく違うのだと思います。命は命だけれど人間とは違う、人間の生活が第一である、犬猫の命の生殺は人間次第である、そう思っている人はたくさんいるんじゃないでしょうか。
今、ボラさんが必死になって救おうとしている命の重さと、意識の違う人達の考える命の重さには天と地ほどの違いがある。そこをまずなんとかしないといつまでたってもボラさんのすべてを投げうっての行動が果てしなく続いてしまう気がします。とりあえず自分にできることとして、TNRの話をしました。うまく伝わったかどうかはわかりません。でも記憶の隅にでも覚えておいてくれたらいいな、と思っています。