猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

優しい人

台風18号で、城ケ島の商店街は大きな被害を受けた。いつも行っているお店はちょうど狭い入り江の奥で海水の通り道になったらしく、物置が土台ごと山側に押しやられ、シャッターも歪んでしまった。猫を大事にしてくれているお店でポチたまにも出たけれど、猫たちは無事とのことでほっとした。
ご主人は「もうタイヘンだよ〜」と言いつつ、台風のあとに来て2匹出てこなかったときは物置の下敷きになったかと心配でしょうがなかった、よかったよ〜と言うので「この人、ホントにいい人だな〜」としみじみ。たぶん、理屈ではなく命の大切さをわかっている人なのだと思う。物は壊れても直すことができるけれど命は取り戻せない、そういうことをちゃんと知っている人なのだ。お母さまを見れば、そういう人に育つだろうことは十分にわかる。病気になればすぐに獣医さんに連れていってくれるし、外猫は可哀想とひとくくりにはできないね。