猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

またシベリウス

シベリウスは今まであまり聴いたことがないのだが、続けて聴いてみてどの曲も思い浮かぶ情景が似ていると思った。もう少し聴かないとわからないけど。暗い水面と雨と稲妻と、突然にさす光と天翔る馬。黄泉比良坂を逃げるイザナギが見えたかと思えば、ヒヨドリ越えをして勝どきをあげる源氏の白旗が浮かんだり。
ヴァイオリン協奏曲のソロは三浦文彰さん。ご両親がヴァイオリニストで世界的コンクールで優勝というバックグラウンドから優等生な几帳面な演奏を想像していたが、なんていうか、独特な…よく言えば個性的な、悪く取ればオケとマッチしてない…でも魅力的な演奏だったと思う。オケの頭上にできた音の器の中でブラウン運動をしているような感じ。


猫さんは今日も足元にまったり。トゥオネラの白鳥イングリッシュホルンの音色がまだ頭の中をぐるぐるしてて眠れそうにない。