猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

Caro mio ben

久しぶりに声楽を聴きました。ソプラノソロ。Caro mio benは大好きなのでプログラムにあって嬉しかったです。ファリャのスペイン民謡も面白かったな。
歌手さんは妊娠中でかなり大きなお腹をしていました。力強い熱唱を聴き、前に大きなお腹のヴァイオリニストの演奏を聴いたことを思い出し、音楽家は普段から腹筋を鍛えてるから妊娠したくらいでは休まないんだろうな〜などと関係のないことを考えたり・・・


実際はこのところずーっと、先週の火曜を最後に出て来ないキジトラくんのことを考えているので、演奏中もずっと考えていた。最後に出てきた日、公衆トイレでウロウロして不満そうな顔をしていたそうで、それは彼がずっと自分の居場所にしていたところに他の猫の臭いがいっぱいでなんとかしてって思ってたんじゃないかと思うわけで・・・彼が穏やかで争いを好まないのを知っていて「仲良くやっていけるかな」なんて思ってたのはこっちの勝手だったなあといたく反省している。猫はやっぱり猫だから、縄張りを無視する掟破りは嫌いなんだよね。おまえが出ていかないならオレが出ていくって、そういうことだったんじゃないのかな。私は、嫌な場所に戻ってきてほしいとは思わないけど、彼に会えなくては一番奥まで行く甲斐がほとんどないので時間はかかっても探そうと思っている。
Caro mio benを彼にささげたい。