かんなづき！

毎年のように暑い季節はヨタヨタするので私の中では８月と９月は非常に短い（苦笑）。小学校から私立に通っていたが、帰宅後はまず寝てしまうという体力のなさ。中高時代は部活で疲れて（美術部！）翌朝起きるのがしんどかったりした。眠りが非常に浅い人間らしく、身体は動かないのに目を開けて周りを見て現実と夢がごっちゃになってしまう。そしてその時に気になっているもの（人）が百発百中夢に出てくる。若い頃は海鳥のように滑空している夢もよく見たけれど、最近はどうも現実的な夢ばかり。それが「年をとる・老いる」ということなのだろう。大人に、特に親となるといつまでも繭の中にはいられないのだ。
さて神無月。素敵な呼び名だ。神さまは今はみんな、出雲に集まっている。神さまがみんな手を取り合って今のこの日本をよくする相談をしてくれているのか。それとも人間のように権力争いをしているのか。集まりに行き遅れてどこかで飲んだくれている神さまが世界を救ってくれたりすることもあるかもしれない。それは、誰にもわからない。なのに、猫のヤツらは「そんなこともわかんないのか、こんなにはっきり見えているのに」とでも言わんばかりの表情で空を睨んでいたるする。かなわないよ、君たちには。