猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

植木屋さん

いつもより葉の落ち方がすごいので月曜に急いでヤマモモだけを刈ってもらった時に「木曜が一番在宅率が高い」なんていう話をしつつも、いなければいないで都合のいい時に来てくださいとお願いしたら、今日の午後早速来てきれいにして行ってくれた。きれいって言ってもいわゆるきれいな庭ではなくて(^_^;)雑草がなくなって余計な枝が伐られただけのことなんだけど。自分でやればいいのにー、という仕事を人に頼むのは申し訳ない、代価を払ったとしても。ヘクソカズラカラスノエンドウとは結構闘ったんだけどさ。
レモはどこかに隠れてしまったが、ピノはサンルームの猫ハウス(たまの家ともいう)に乗ってずっと作業を見ていた。が、ベランダからモッコウバラの枝が落ちてきたことに驚いたのか、すごい勢いでとび下りて家の中に逃げ込んできて「クスッ」と。後で、猫が好きだという若い方の人もそれに気が付いていたらしくて笑っていたことを知った。ピノは猫好きがわかるので、抱いて連れて行って彼が手を持って握手をしても逃げようとはしなかった。作業を見ていて「この人は大丈夫」って思ったのかな。午前中に資料を持ち帰ってきて仕事をしていたのだが、おかげでネコズのストーキングがなくて(レモがキーボードの上を歩くこともなく)助かった。

実は去年の秋は河津桜と梅に追肥をしなかった。河津桜はたくさん咲いたけれど梅がイマイチで「肥料やった方がいいですよね」と聞いたところ、植木屋さんが仰るには「肥料をやると蔓性のグランドカバー(ツルニチニチソウ)が更に生い茂るからやらない方がいい」とのこと。で、その後の言葉には「ははは(^◇^;)」というしかなかった。「普通の家の庭ってこんな風じゃなくて、この庭は自然のサイクルが出来ていて山みたいなんですよ」だって……え?山?……葉が落ちて、厚いグランドカバーの下の湿気の多いところで肥料のようになって、ミミズがたくさんいて虫も多い、鉢植えにまでミミズがいた、普通と違う珍しい庭だから肥料は必要ない、んだそうな。「す、すみません、山だと思ってください、たははは…」と言うしかなかった。
確かに、この雑然とした様は庭というより山かもしれない。どこからか飛んできて知らない間に育ってる木が何本もある。車庫の工事でクスノキは撤去されてしまったが、カエデやヤツデが勝手に生えている。玄関先のぐんぐん育ってるのは何かと聞いたら「ケヤキじゃないかな」って……ひええ、ケヤキなんてどこから来たのよ。モッコウバラも紫陽花もツワブキもグランドカバーになってるツルニチニチソウランタナもちっちゃな苗からぐいぐいと育った。梅もシーズン後の叩き売りだし河津桜も花の落ちた後の安いのを買ったのに、よくぞ育ってくれたと思う。君たちは偉いよ。だからいいよ、ミニチュア山でも。