猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

どうなんだろうなー

10年くらい前にNHKで放送したアガサ・クリスティの特番をAXNミステリーで再放送していたので見た。あんまり面白くはなかったけれど、彼女が生涯「やることがなくて困る」ような時間がなかったというのはよくわかった。そしてそれが彼女にとってよかったということも。何故なら、自分を見つめて本当にやりたいことをやったから。
今、私が「暇がない」ことで閉塞感を感じているのは、自分にとって意味のあることではなく、こうすれば波風がたたないからという理由で動いているからだ。子育てしている時だけは楽しかった。社会のきまりや常識や倫理感を伝える以外は全てに手抜きで、好きなように育ってもらったので見ていて楽しかった。結婚相手が勉強は出来たらしいが当たり前のことが出来ず非常識な人で「ああなってはいけない」といういい反面教師もいたし(笑)
だが、子育て以外に本当にしたいことが全く出来ていない。そもそもまず親に反対されてかなわず、結婚で親から逃げて、手が空いて始めたら2年もたたずに親の介護で辞めざるを得なくなった。ずっとサラリーマンだというから結婚したのに黙って親の跡を継ぐと決めて家業を手伝う羽目になった。それでもやっと少し時間が出来たか?と思って猫との暮らしを始めたら、猫ボラさんが現地の人ともめて丸投げされ、そうこうしていたら孫が生まれ、身動きが取れない。このままどんどん歳をとっていくことに焦りを感じる。身体が丈夫ならともかく、あと何年残っているのか不安だ。

とにかく、なんとかして時間を作って、子供の頃からずっとやりたかったこと、本当にやりたいことをやらなくては。