猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

理解できない人

義母はよく、これいらないからお宅にあげる、と言う。それも大きなものが多い。若い頃は断るのも面倒なので(超絶しつこいので)「いらないよなー」と思いつつ受け取っていたが、引越しを機に自分のものも大幅に捨てたのに今更ものを増やしたくないのできっぱり断るようにしている。それで、どうしても理解できないのは「いらないからあげる」という発想。「捨てるのはもったいない、でも自分はいらない、だから持って行って」という思考回路。これを理解できる人は少ないと思うが、堂々とまかり通っているから不思議だ。
捨てるのがもったいないなら寄付をしたらいいと勧めてもみたが、でも高価なものなのよ、などと言っているから正直呆れる。私はバカラのペアグラスもロイヤルコペンハーゲンのお皿も使わないから全部寄付して処分しましたよ、と言ったら黙っていたけれど、価値のあるものだからこそ寄付しても意味があるのであって、ぼろクズをもらったところで誰も喜ばないだろうに。
よく捨てられるわね、私は捨てることができないのよ、という人はただ甘えているだけだと思う。誰かがやらねばならないことなら自分がやろうと思うのが大人というものなのでは?