猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

シューマンとブラームス

シューマンブラームスのシンフォニーを続けて聴いた。ど素人の私にもシンフォニーとしての差がはっきりわかった。芸術というのは残酷だ。お二人のことはよく知らないので音楽家としてどうなのかはわからない。だが、すべての楽器が響きあって歌うシンフォニーを書く能力に関してシューマンブラームスには遠く及ばない気がした。楽器か響き合わない。

絵でも、素晴らしい風景画を描くのに静物画を見たら「えーと(^^;」という画家さんもいるし、得手不得手があるのだろう。好きな曲ばかり聴いてしまう癖を避けるために定期演奏会に通い始めて前回シベリウスで「食わず嫌いはあかん」と思ったけれど、今回のシューマンはちょっと引けた。難しいね。

ちなみにこのお二人は親交が深かったそうだ。お互いの才能を認めあっていたにしても葛藤はなかったのだろうか。