ダメな飼い主だった

ずっと色々な動物を飼ってきたが、本当にダメな飼い主だった。無知だったのもあるが、自分が病院が嫌いなせいもあって定期的に専門家に診てもらうという考え方が欠落していた。私が、と言うより実家の家族みんなが。

保護猫を譲渡してもらう時に自主的に色々調べて初めて、犬や猫も高齢期(７～８才？)を越えたら健診を受けて早期に対応することで健康でいられるのだと知った。もちろん、何もしなくて放ったらかしでも元気で長生きな子はいる。でもそれは人間と同じで生まれつき頑健な人と病弱な人がいるわけで、弱い子にQOLの高い生活をしてもらうためにはケアが必要だ。女の子は早めに避妊手術を受けることで乳がん発生率がぐんと下がるということも初めて知った。

それからは「ボーッと生きてんじゃねぇよ！」と思い、勉強して愛玩動物飼養管理士資格も一級まで取った。ドクターとも病気でなくても関係を保てるようにし、食べ物にも気を配るように、自己満足でしかないけど、悔いのないように愛情を注いで豊かな生涯を過ごしていきたい。