猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

可愛いを超える存在

私は本当は猫飼いに向いてないのでは?と思うことがある。

 

レモはいかにも猫、な子で自分のペースで甘えてきたり気が乗らないと撫でても逃げたりする。忙しい時に諦めることなくニャーニャー(一緒に寝たい、膝に乗せろ、などなど)言われると手を休めて相手をしてやれないことに苛立って「うるさいっ!」と言ってしまったりする。よい猫飼いなら手を休めて相手をするのだろうが、家事を済ませて仕事に行かねばならないこともある。具合が悪くて呼んでいる方へ行けないこともある。よい猫飼いであるためには健康で暇な時間が多くなければ難しい。

しかしそれはピノという存在も大きく影響しているのだと思う。ピノは空気を読む。忙しそうにしていたら絶対にアクションは起こさない。私が見える隅っこで密かに様子を見ていて邪魔はせず、手が空いた時にポンと乗ってきたりするのだ。甘える時はベタベタと際限がないが、辛そうに寝込んでいると静かに横にいて上に乗ったりせずじっとしていてくれる。今まで出会った人間を含めて全ての存在の中で一番の空気読み、それがピノ

レモにピノのようであれとは思わないしレモにしかない可愛さもあるから、可愛い、という点では甲乙はないしどちらも可愛い。ピノにはそれに「ありがたい」がつく。ただこの子、私にしかなつかないので頑張って元気でいないと、としみじみ思う。

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