猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

ほんのひと握り

うちの姉妹は生後2週間でセンターに持ち込まれ、ボラさんのおかげで殺処分を免れました。だから親のいる子にも負けないように幸せな生涯をすごしてほしいと思っています。出来る限りの愛情を注ぎたい。

友達が、大けがをしていた猫を病院に連れていって治療を受けさせましたが、検査をしたらエイズ白血病も陽性で、彼女は死ぬまで面倒をみる決意をして家に引きとりました。どうも人に可愛がられていた猫のようで、捨てられたのだろうと思います。今は表情も穏やかになり、エアコンのきいた部屋で美味しいごはんをもらって平和に過ごしています。

捨てられた子猫がいるというので、餌やりに行った友達が早速保護して手術。リリースするつもりが、通報してくれた人が可哀想だからと家で飼ってくれることになり、家まで連れていきました。家族みんなに可愛がられているらしいです。一緒に寝ているとか。


こんな風に「捨てられた」子でも「終の棲家を得て幸せにすごす」子もいますが、そんなのはほんのひと握り、っていうか氷山の一角に過ぎません。常に心にあるのは「なんで命あるものを捨てるの?」という思いです。野に生まれ、野生のまま生涯を終える子も可哀想ですが、いったん可愛がられて人に甘えることを覚えた子が捨てられるのはもっと可哀想だと思います。

お願いだから、捨てないで。