猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

二匹目は幸せだね

グーグーだって猫である」にそういう言葉が出てくるが、前の子に十分してあげられなかったことを今度こそっていうのはよくあることだと思う。私は、ワンコの病気に気付けなかったことも後悔しているが、それよりもなお、思う存分遊んでやれなかったことを深く悔いている。

子供のことも親の病気も、周りの誰にも迷惑のかからないように自分に出来ることはできる限り、と思って人間の家族のためばかりにがむしゃらに動き回っていて、遊びたい盛りのワンコと一緒にいる時間は散歩の時だけだった。忙しい時にうるさいと八つ当たりで怒鳴っていた。ワンコだって家族だったのに、しかも私よりずっと速く時間が過ぎて行く子だったのに。それを思うと後悔ばかりだ。


子供達はみんな家を出て行き、認知症で激しい錯乱を繰り返していた実母は施設に入り、実父は逝き、夫と義父母のことだけ考えればよくなった!というのでネコズに来てもらったのだけど、仕事が増え、巣立ったはずの息子が次々結婚し、孫が生まれ、ネコズ関係で週に一度三浦半島の先っぽまで行くことになり……
今度こそ猫たちが寂しくないように時間を作って遊び相手になり、病気にならないようにまめに医者へ行き、イライラしてあたったりしないようにと思っていたのに、何故かまた時間に追われている(⌒-⌒; )


いつもストーカーのようについて歩き、私がパジャマ姿で寝室に入ると安心してすぐそばで寝入るふたり。この可愛い生き物を世界一(主観的にね!)幸せな猫にしなくてはいけないのだ。二度と苦い後悔はしたくない。
……太いよ、キミたち!