猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

自分でいうのも何だが

自分で言うのも何だが私は情(というより情ゆえの相手への束縛か?)が濃い。若いころからわかっていたので、自分から好きになった人とは絶対に結婚しないと決めていた。そういう意味では実母は反面教師と言える。
一度にひとつのことしか出来ない私は一度にたくさんの猫に平等に愛情を注ぐのも下手なので、なるべく外の子は誰も可愛がらないようにしている。動物を飼う時も(小鳥以外)なるべく単独にしていたが今回は「留守がちだからひとりでは寂しかろう」と姉妹で来てもらった。ふたりくらいならなんとかなる。我が子を育てる時に4人いてよかったと思うのは、2人以下ではろくでもない男を作ってしまったろうなーと思うからだ(マジ、そういう親、たくさん見てきた)。


しかし。ここにきて、態度には出さなくとも心の中で溺愛していた島猫がひとり消え、ふたりめが重度の腎不全で大怪我をして入院してしまった。その子の立場になれば、傷さえ治れば元に戻してやるのが最も心安らぐ場所だろうから一番いいはず。獣医さんも同意見。しかし今の腎機能で外に放てば早晩弱りきって、今度はもう出てきてくれないかもしれない……我が家に先住ネコズがいなければ、それなりに広い家の中を歩いて発散するだろうが、うちに来たら獣医さんにいるのと同じで狭っちいケージに入れられて日当たりの悪い納戸部屋で過ごすことになる。

迷いすぎて悩みすぎて、薬に頼る日々。そのうち胃に穴が開くんじゃなかろうか。