猫ばか日記☆ピノとレモ

我が家に来て10年になる最愛のキジトラ姉妹の日々

ここから見る海はちょっと退屈

越した当初は毎日海が見えて嬉しかったのだが、だんだん飽きて来た。三浦半島の東側に住みたかったから仕方ないのだが見える海は東京湾なのだ。よってべったりと平で変化に乏しい。逗子にいた頃は湾と言っても外海だからもっと波が荒かった。週に一度行く城ヶ島などはもう、がっつり外海なのでいくら見ていても飽きないような潮の満ち干が楽しい。
海に比べると陸はいつも変化している。私は人の営みを肌で感じるのが好きなので、街を見下ろしていると常に新しい発見がある。最初は、リビングは西陽が当たるし北向きの私の部屋は陽が当たらず寒いし、などと不満もあったのだが、この、海も山も見えてなおかつ街の活気を日々感じる向きの家は私には最適だったのかもしれない。
何よりいいのは「空」だ。空ほどに変化に溢れるものはない。ここに越して来て改めて「空が好きだ」「雲が好きだ」と実感するようになった。